推奨するお写真
写真の選定
ここでは、イラスト用に提出していただくお写真の推奨例をご紹介します。
お会いしたことのないモデルさん、描き手は写真で見る情報がすべてです。
制作するイラストをより良いものに仕上げたいと思うのは描き手も依頼者様も同じかと思います。そのため依頼者様にはまず写真の選別という試練がございます(笑)
一眼レフでの撮影は言うまでもなく最高ではありますが、最近はスマホの写真でも画質がとてもよくなっているので問題ありません。
モデルさんがお空組で、もう新たに写真を撮れない場合には、その中からお決めできますので、お気軽にご相談ください。
できるかぎり解像度の高い写真を選ぶ
解像度の低い写真は、小さい画面で見ているとくっきり見えていても、拡大するとモザイクのようになり鮮明さが失われます。絵にするサイズはスマホで見る画面のサイズよりもずっと大きくなります。そのため、細部が確認できない写真では精密に描くことができません。
一眼レフで撮影したものは基本的に解像度は心配しなくても問題ありません。撮影したデータをそのままお渡しください。
スマホで撮影したものは、撮影した写真の解像度やサイズをご確認ください。
写真の解像度やサイズの情報の調べ方はスマホによって異なりますので、
iPhone(またはAndroid) 写真 解像度 調べ方 などで検索して個人でお調べください。
サイズとしては大体1.5MB~3MBくらい、解像度としては最低でも縦横2000ピクセル以上のサイズがあればOKになりやすいです。
参考例
スマホから撮影した写真を開いたときに情報アイコンをクリックすると以下のように写真の詳細を確認することができます。
好きな表情を選ぶ
写真がどれほど資料として優れたものでも、飼い主様にとってその子の一番好きな表情ではない、という場合は選ばないでください。描き手の立場から申し上げますと、きれいに描くことだけが目的ではありません。その子の一番その子らしい、飼い主様が大好きな表情からお写真をお選びください。
パーツが鮮明に写っているものを選ぶ
目、鼻、口。表情を決めるポイントとなる顔のパーツ。これらが鮮明に写っているお写真を推奨します。
パーツが鮮明に写っている。
- アイラインと眼球の境目が分かりやすい。
- 鼻の穴や縦線の位置、色が分かりやすい。
- 舌の色、形状が分かりやすい。
パーツが鮮明に写っていない。
- アイラインと眼球の境目が分かりにくい。
- 鼻全体が塗りつぶされがちで鼻の穴や縦線の位置が分かりにくい。
一眼レフでよくあることですが、目や顔にピントが合い、鼻がぼけてしまっている写真がよくあります。鼻は個性が強く出るパーツです。こちらも鮮明に写るよう確認しながら撮影してみてください。
目は光が映り込んでいると生命感にあふれた印象になりやすく、目の色素の明るい子はその色がしっかり写っていると最高の資料となります。
毛流れがよく見える写真を選ぶ
毛の色が1色の子によくあることですが、ベタ塗りのように毛の流れがまったく写っていない写真はおすすめしません。毛の流れは大体把握しているので想像で描くこともできないわけではないですが、その子の毛の流れのクセなど、その子にしかない特別な個性が毛の流れ1つにも表れています。その個性を大切に、毛流れのハッキリとした写真をお選びください。
毛の流れが明確で、一本一本が見えるように細かく写っている。
- 毛の影になっているところ、生えている方向が分かりやすい。
- 顔周りの毛の立体感もよく見える。
光で毛の流れが写っていない。
- 影も薄く、毛の流れている方向も分かりにくい。
- 全体的に1色でベタ塗りされた印象に見える。
写真は加工しない
見た目をよくするためにと、トリミングや明るさ・コントラストの加工などして提出しないください。
アプリでの加工は、画質が劣化します。
写真の知識があり、専用のソフトで解像度を劣化させることなく加工できる方以外はそのままお渡しください。
完璧で文句のつけようがない写真例
- 目に光があり、各パーツが鮮明に写っている。
- 毛の流れや影が描く範囲すべて鮮明に写っている。
- 無加工のデータをそのまま提供している。
暗い写真でも、背景に何か写りこんでいても、こちらで補正しますので加工の必要はございません。プライバシーは他言致しませんのでご安心ください。